『全国ソロモン会』の理事会でした。

今日は、自分が理事として関わっている『全国ソロモン会』の理事会が、
同じくメンバーである青年住職のお寺浅草寺寿仙院で開催されました。
この『全国ソロモン会』とのご縁から、
これまでガダルカナル島、ブーゲンビル島に各二度ずつ
戦没者の慰霊、遺骨収容にと訪れたわけですが、
多くの戦友遺族会が高齢化と共に自然消滅していく中にあって、
社会的に各方面で活躍している若い世代が入会していて、
次の世代への相続がうまくなされている代表的な会として注目されているようです。

・寿仙院での理事会。

・理事会後の夕食会。

昨日の、千歳烏山の被災地復興イベントの集まりで
「しあわせの野音の会」を通して面識のあるギタリストが、
昨年の震災を通して被災地の様子がかつての戦争と重なり、
戦史に非常に関心がいくようになったそうで、
検索したところ自分のかつての戦地での戦没者慰霊体験のブログに辿り着き、
ブログを読んでくれたようなんですが、大変感銘を受け、
できれば今ある平和のために犠牲になった戦没者の遺骨の収容に
行けるものなら行きたいと思うようになった言ってくれていました。
とてもうれしかったですね。
遺族であっても、孫などの世代になると関心が薄れ、
全く関わりをもたないケースが多くなっていっているようなんですが、
今後は、遺族などは関係なく、
想いのある人が関わって活動が維持されていくようになるのは否めないですね。

あれだけ甚大な被害を及ぼした昨年の東北の震災で亡くなられた方は2万数千人で、
失われた尊い命の重みを多くの人がずっしり感じたと思いますが、
かつての67年前の戦争ではその100倍の二百数十万人の日本人が亡くなっています。
震災を忘れない、風化させないと言う言葉がよく飛び込んで来ますが、
自分も数年前までそうであったように、
あれだけの戦争による犠牲者を出した国でありながら、
教育の現場でもそのことがほとんど語られず、
忘れ去られている国の現状を見ていると、
まだ震災後1年経過しただけですが、
自分も含めどれだけの人が今後も自らの意識に被災地のことを止め続けられるのかと
時々疑問を感じてしまうことがあります。
行動に移すことは大変なことなので、
実際想いはあっても
条件が整わないと現実難しいこともありますから、
ジレンマを抱えながらいる人も当然たくさんいると思いますし、
自分も内面で色んな葛藤を感じながら来ましたが、
行動に移せなくても、
まずは思い、意識だけでもしながら生活することがとても大切だと感じています。
思い、意識さえあれば、何かのタイミングで何かできると思いますので。

『全国ソロモン会』http://japan-solomon.com/index.html

・ガダルカナル島アウステン山の慰霊碑。

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