昨日は、『全国ソロモン会』の理事会でした。

昨日は、戦友・遺族会『全国ソロモン会』の理事会でした。
同じメンバーが住職をしている浅草の「寿仙院」が会場でした。
秋は、戦没者の慰霊祭の時期でもあり、
10月21日(日)は、『全国ソロモン会』主催の靖国神社慰霊祭、
11月3日(祝・土)には、
『東京ヤゴダ会』主催の千鳥が淵墓苑でのシベリア抑留犠牲者の慰霊祭があり、
この4年ほど毎年慰霊祭、懇親会で鎮魂歌として作ったオリジナル曲【涙雨】を歌っています。
実は、自分も一般的な日本人とほぼ同じ感覚で、
以前は全くと言って良いほど戦史に関心を持っている人間ではありませんでした。
ところが4、5年前、夜中にテレビをつけると
今は、一緒に『全国ソロモン会』の理事をしていますが、
偶然やっていたジャーナリスト”笹幸恵”さんの活動を追いかけた
戦没者遺骨収容のドキュメンタリー番組が大変感動的な内容で、
自分の知らないところで60年以上経った今も尚深く残る戦争の傷跡と、
こういった民間でも戦没者の慰霊や遺骨収容を続けている現実があることを
日本人でありながら知ることもなく、
教育の現場で教えられることもなく過ごして来た自分にすごく違和感を感じました。

その番組の中で、現地で慰霊祭をするタイミングで降る雨を
皆さんが”涙雨”と呼んでいることを知り、
また、長年の知人で『全国ソロモン会』のメンバーである
戦争遺児のご婦人も出演していた御縁もあり
【涙雨】と言う歌を作らないといけない強い衝動に駆られ、
【涙雨】と言う曲を作り提供すると戦友、遺族の皆さんから大変感謝され、
それが『全国ソロモン会』に関わるきかっけでした。
2009年から、これまでの自分の人生では全く考えもしなかった
戦友、遺族の皆さんとかつての南方激戦地や
伯父が亡くなっているシベリアへの慰霊巡拝にギターを持って同行する旅が始まりました。
意識をもって歴史を知ろうとする人にしかわからない、
日本の歴史教育の現場では触れられない衝撃的な現実がありました。

戦争体験者が、すでに若い方でも85歳くらいになってしまっていて、
わずか3年ほど前に一緒に慰霊巡拝に行っていた戦友の皆さんもすでに亡くなられたり、
ご健在でももう一緒に現地に行ける方はほぼいなくなってしまっているのが現状です。
本当に、自分は滑り込みのように貴重な体験をさせて頂きましたし、
それだけに、音楽で表現するものとして、
そう言う貴重な体験をさせて頂いたことを、
今後の平和のためにも音楽を通して発信していかなければならないと思いますし、
ひとりでも多くの国民がそう言う犠牲に意識を向けることが、
今後の日本の精神的復興にもつながると感じています。
かつての大戦で、日本人だけでも300万人以上の犠牲があり、
日本だけではなく全世界では6000万人以上の犠牲があったわけで、
その犠牲者の死を無駄にしないためにも、
その犠牲の上に現在の平和があることをしっかり認識して生活することの重要性を感じるようになり、
真の平和を希求するためには、
やはり戦史や多くの犠牲に目を向け、
慰霊祭に参加し、改めて慰霊や感謝の気持ちをもつことは大変異議ありことだと思っています。

昨年3月、東北の大震災の前日に帰国した
厚労省派遣のガダルカナル島遺骨収容に参加した時の画像を、
『全国ソロモン会』の故菊本享氏が戦友を思い作詞したものに、
自分が作曲した【ソロモン戦友讃歌】の歌に合わせてフォトスライドショーにしてありますので、
是非、ご覧いただけると幸いです。

【ソロモン戦友讃歌】
※2011年ガダルカナル島厚労省派遣遺骨帰還団フォトスライドショー

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