佐渡での活動報告:2(8月9日)

毎年夏になると、
自分の実家のある集落の「外海府ユースホステル」に
20人くらいの団体で遊びに来る世田谷の皆さんが今年も遊びに来てくれました。
その中に世田谷の芦花公園で音楽イベントを主催している方がいるため、
今年は音響を持って行くのでYAMATOのライブをやろうということになっていました。

思えば3年前の9月、
芦花公園の野外イベントに出演し【佐渡ヶ島】を唄った時、
それ聴いていたその中のメンバーの女性が、
8月に佐渡に遊びに行って来たと声をかけてくれ、
佐渡と言っても広いので何処だろうとよくよく聞いてみると、
「外海府ユースホステル」に泊まっていたことが判明。
しかも、俺が海で潜っていたときに隣で泳いでいた団体さんでした。(笑)

そのメンバーで、毎年「外海府ユースホステル」に泊まりにきている一級建築士のI氏は、
俺が子供の頃、学生の時に遊びに来たのがきっけで、
30年以上も毎年遊びに来ている方なんです。
そして、現在の「外海府ユースホステル」の建物はI氏が設計したものなんです。

そういう運命的な出会いから3年、
皆さんが佐渡に来ると囲炉裏を囲みながらギターで弾き語っていましたが、
今年は、是非しっかりした音響でライブということになり月9日に遂に実現しました。
本来バーベキューをした後、
外庭でそのまま野外ライブということになっていたのですが、
朝から降っていた雨が夕方には止んでくれたものの、
地面が濡れているので結局は室内になりました。

?世田谷からの20人くらいの皆さんの他、
一般客や自分の親や親戚などで総勢40人くらいのライブでした。
自分の伯父さんがシベリア抑留で亡くなっているため、
来年のシベリアへの慰霊巡拝に向けてインターネットで色々調べている時に
自分の伯父さんと同じシベリアのチタ州でお父さんを抑留中に亡くされている
遺児の長峯さんと知り合い、
その方を通して佐渡のシベリア抑留を経験されている菊池さんのことを知りました。
佐渡と言っても広いので何処だろうと思っていたのですが、
長峯さんがホームページでの自分とのやりとりを佐渡の菊池さんに郵送してくれたようで、
その後、菊池さんが、シベリア抑留から生還し今も健在の自分の伯父さんや、
実家を訪ねて親父と会ってくれたことがわかり、
すぐ近くの集落の方だということもわかりました。
当然ながら両親も顔見知りの方で、これまた驚きましたが、
今回の自分のライブに帰省している娘さんと息子さんと一緒に来てくれました。

実は、自分は佐渡に帰るとすぐ菊池さんを訪ねて、
自分とのやりとりをビデオ撮影したのですが、
【涙雨】のこともNさんが伝えて歌詞を送ってくれていたので音源を聴いていただいたところ、
ボロボロと涙を流されながら聴いて頂き、
何度も何度も「ありがとう。ありがとう。」と言ってくれていました。
菊池さんは88歳ですが、
今も抑留で亡くなった戦友のことを思い写経をされては、
それをシベリアへ慰霊に行く方に託して現地で埋めてもらっているようです。
遺児の長峯さんとはそういう間柄のようです。
本当に立派な字を書かれていて驚きました。

この日のライブで【涙雨】を唄った後、菊池さんを皆さんにご紹介すると、
また涙ながらに感謝の言葉を述べてくれて、
やはり【涙雨】は、世に出すべき曲だということを強く実感したひと時でした。

?ライブ後、本当に皆さんに喜んでいただきましたが、
7日の新潟のイベントからそのまま佐渡に渡って
この日もサポートしてくれたジェンベの”masa”さんは、
今まで俺のライブでたくさん俺の歌を聴いてきたけど、
俺が生まれ育った故郷で、
しかも目の前で俺の両親がライブを聴いてくれているライブということで、
ジェンベを叩きながらすごく感動していたんだと言ってくれていました。

記念すべき自分の生まれ育った集落でのライブでしたが、
また来年もやって恒例にしようとのことです。
是非是非、来年、ライブに合わせて佐渡に遊びにお越しくださ~い!

※参考までに、自分が「シベリア抑留死亡者チタ州遺児の会」の長峯さんとやり取りしたブログです。
http://blog.goo.ne.jp/naga1937/e/e1068f877b261734b2795fed923bd5c5#comment-list

2件のコメント

  • By 長峯精一郎, 2009年8月21日 @ 6:43 AM

    YAMATO様
    ライブのご成功おめでとう御座います。24日からの出発準備で忙しくしており、気になりながらBLOBを覗けませんでした。只今開き数時間前の書き込みを読みました、菊池さんもご参加のライブが好評だった事や私のBLOGを取り上げて頂きまして有難う御座います。
    東京へお帰りになってからのスケジュールを拝見致しますと、方々でご活躍何よりです。シベリア鉄道に80時間乗って来ます、帰りましたらライブに出掛けます。残暑厳しき折、ご健康で活躍される事を祈ってます。

  • By yamato, 2009年8月21日 @ 2:08 PM

    >長峯精一郎 様

    お陰さまで菊池さんとお会いして来ました。
    生活圏が同じ地域ですので、両親も知っている方でした。
    訪ねたら本当に喜んでくれました。
    佐渡に帰ったときにはまた顔を出そうと思います。

    今回、菊池さんとお話したところや、
    伯父から抑留中の話を聞いた時の模様をビデオに収めましたので
    よろしければDVDに焼いてお送り致します。

    来年の自分のシベリアへの慰霊巡拝に向けて放送作家の方が、
    日本での動きも撮影して行きたいとのことです。
    日本でのシベリア関係の慰霊祭などに自分が参列した場合は
    同行して撮影することになると思いますので、
    その時にはよろしくお願い致します。

    24日からのシベリアへの慰霊巡拝、
    どうぞお気をつけて行って来て下さい。

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