一昨日の出来事。

これまでの経験から、
例えば人を助けたりしないといけないような咄嗟のハプニングに出くわした時に、
助けようと自ら率先して行動をとる人と、
誰かが動くだろうと遠巻きに見ている人、
完全に知らん顔して通り過ぎる人に別れますよね。
今まで何回かそういう場面を経験していて、
自分は率先して行動するようにして来たつもりなんですが、
逆に昔々20代前半だった頃、
自分のとった行動で今でも心に引っ掛かっていることがあります。
柏に住んでいた頃、朝方待ち合わせがあって駅に向かって道を歩いている時に、
明らかにホームレスのような姿の男性が
民家の駐車スペースで壁にもたれるように寝ているのを見かけ、
夜中にでも酒を呑んで酔って潰れているだけかな…?と思いながらも、
もしかして具合いが悪いかも知れないので声をかけようかどうしようかと迷いながら、
時間の余裕が無かったこともあり見過ごしてしまいました。
ただ、気になっていたので帰り道に確認しましたが姿はなく、
ただ酔い潰れていただけであって欲しいと祈るばかりでした。
同時に、ホームレスで無かったら、
相手次第で声をかけていたかも知れないと思うと、
何だかその時にそう言う行動ををとってしまったことが心に引っ掛かっていて、
今でも時々思い出すことがあります。
そんな過去の経験もあり、普段から思っていることなんですが、
咄嗟に助けが必要な状況かな?と判断した人がいた時には、
傍観したり見過ごしたりする人間にならないように、
まずは声をかけたり、行動しているつもりではいます。

一昨日、久々にそんな場面に遭遇しました。
車で新宿からの帰り、
山手通りを走って板橋区役所前辺りに差し掛かって赤信号で一旦停車。
青になって走り出す頃に、前方左側のマンション前の3段くらいある階段の所で、
ご婦人が前のめりにまさに倒れる瞬間に遭遇。
あらっ大丈夫かな?と思って車をゆっくり走らせながら様子を見ていると、
うつ伏せになったまま動けない感じ。
でも、周りには人がそこそこいたので、
誰か助けて起こしてあげるかな?と思って様子を見ていると、
男性が一人傍にいるのが見えたものの、
ある若い女性は目の前を通るも素知らぬ顔で素通り。
誰も他に助けに行く様子は無く、ご婦人が起きれる気配がないので、
まずいと思って路肩に車を停めて駆け寄ってみるとかなり高齢の方で、
階段に座れる状態にして「大丈夫ですか?救急車呼びますか?」と聴いているうちに、
ご婦人も段々冷静な感じに戻って来て、
顔を階段の所に打って少し痛いくらいで、
他は何ともないので救急車は呼ばなくて大丈夫とのこと。
通りかかった若い夫婦が声をかけに来てくれて、
熱中症にでもなったのかと、販売機で水を買って渡してくれたりしましたが、
最初に助けようとしたのかと思った傍にいた男性も高齢でしたが、
確認するとご主人さんでした。
お二人とも脚がかなり弱っていて、
冷静になってみたらご主人さんも杖をついてやっと歩ける感じだったので、
起こせるわけもありませんでした。
タクシーを待っている時に、特に脚が弱っている奥さんの方が、
何かの拍子に倒れてしまったようです。
タクシーもいつ拾えるかわからないし、
かなり高齢のご夫婦でそのまま立ち去るのも心配だったので、
一旦帰宅して用を済ましてから、
また渋谷に出て人に会う予定があったんですが、
時間をズラしてもらうことにして、お宅まで送ることにしました。
場所を聞いたら、本蓮沼駅近くと言うことで丁度帰り道でした。
ご婦人が90歳、ご主人さんが88歳とのことでしたが、
品の良い感じのご夫婦で、送りの車の中で、板橋区役所に用があって出て来たけど、
二人で出かけるのは今回の件でもう無理だな…とつくづく話していました。
お子さんたちも少し離れて暮らしているらしいので、
お二人だけで生活しているのだと、
帰ってから様態が悪くならないかと心配にもなりましたが、
マンションに行くと、最近建ったばかりの新しい入居老人ホームだと判明。
受け付けがあって職員の女性がいたので安心しました。
ご婦人が、早速職員の女性に「大変だったのよ…。」と
話をしているのが聞こえながら帰って来ましたが、
ご婦人は自分の手を握りながら何とか歩ける感じでしたし、
ご主人さんも杖でやっと歩いている感じだったので、
確かにもう二人だけの外出は危ない感じでしたね。
これから高齢化社会に向かう日本、
こう言うことに出くわしたりと言うことは増えて行くのかな…?と思いながら、
他人と思わず自分の両親だったり、祖父母だったりのつもりで、
お年寄りに思いやりをもって接してあげられる社会でないといけないな…などと
考えさせられる一日でした。
そんなことを思ったので書いてみました。

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