終戦記念日は終わりましたが、【涙雨】。

自分は12、3年前まで、戦史にはほとんど関心のない人間だったんですが、
戦時中ブーゲンビル島でお父さんを亡くされた
戦争遺児のご婦人とのお付き合いがあり、
慰霊巡拝に行って帰国すると写真など見せてもらいながら
報告を聞いたりしていました。
2007年暮れの夜中、たまたまつけたテレビで、
丁度ジャーナリスト笹幸恵さんを追いかけた
ガダルカナル島の遺骨収容に行っている番組が始まったばかりでした。
知り合いのご婦人が慰霊に行っている地域だと思い、
何も知らずに観ていると、
何とそのご婦人も戦友遺族会「全国ソロモン会」の皆さんと一緒に
番組に登場しでびっくり!
なんだか、見せられた〜!と言う感じで、
背筋がゾクゾクしたのを今でも思い出します。
また、それがとても感動的なの番組で、戦時中のことにほとんど興味がなく、
戦没者に意識を向けて来なかった自分をものすごく反省させられる番組でした。
その番組の中で、戦友遺族会「全国ソロモン会」の当時の事務局長さんが、
雨が降り出すシーンで慰霊祭をすると必ずと言うほど雨が降る、
英霊の涙雨なんだと語った言葉が印象的で、
番組が終わった後、【涙雨】と言う歌を作らないといけないと言う強い衝動に駆られ、
それから自分なりに戦史などを調べながら
2、3ヶ月後に【涙雨】と言う鎮魂歌ができました。
当時、まだ戦争体験者の皆さんがご健在で、
海外戦地への慰霊巡拝が為されている最後の時期でしたが、
【涙雨】に感動してくれた「全国ソロモン会」の事務局長さんから
「戦争を知らない人がこんな感動的な歌を作れるなんて本当に有り難い、
是非現地で歌って欲しい」とお声掛け頂き、
2009年に3月にガダルカナル島、6月にブーゲンビル島と行って、
慰霊祭で歌を奉納する貴重な経験をさせて頂きました。
そんなきっかけで10年余り、自分から望んだわけではないんですが、
そのような出会いから戦没者の慰霊に関わるようになりました。
【涙雨】は名曲と言う声が多い代表的な鎮魂歌ですが、
そんな経験から戦没者の鎮魂歌だけでも、10曲くらいは作っていると思います。

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