佐渡岩谷口の【秋の収穫文化祭】
佐渡から帰りました。
ジェンベのmasaさんと二人で
俺の生まれ育った故郷の集落で行われた【秋の収穫文化祭】で演奏して来ました。
3年前から公民館の事業として始めたようで、
第一回目の時が俺のメジャーデビューのタイミングで、
丁度佐渡に帰る予定があって唄いました。
わずか25軒くらいしかない小さな集落ですが、
子どもがいる家がもう一軒しかないほど高齢化が進んでいて、
帰省してもなかなか集落の皆さんが一同に会して交流することがないので、
とても良い機会でした。
俺が小さいころからお世話になった地域のおっちゃん、おばちゃん達ですが、
改めてやっぱりみんな年をとったな…という感じで、
時の流れを感じざるをえず、何とも言えない思いがこみ上げて来ました。
第一回目は【和】、第二回目は【絆】で、
集落が一つになろうという思いが伝わって来るテーマです。
・俺も中学校の頃やっていた国の重要無形民俗文化財になっている『文弥人形』(田中さん奥さん)
・集落のお嫁さんで保育園の園長先生による合唱の伴奏(さとの秋)
・YAMATOライブ ・観客
■セットリスト
1:佐渡ヶ島
2:月
3:涙雨
4:男道
5:追憶の故郷
6:それだけで幸せなこと
サポート:masa(ジェンベ)
ライブの後、
館長の田中さんが、
「今年のテーマ【愛】にぴったりの素晴らしい歌で、
皆さんも、きっと大きな力をもらったと思います」
と言って締めくくってくれました。
・隣の隣集落から応援の太鼓
・新潟大学の学生で、卒論を書くために岩谷口集落に密着している渡辺さん。
実は、一昨年の俺のライブも学生5人くらいで聴いてくれていたようです。
集落の人たちを屋号で呼んでるのがまた可愛らしい。(笑)
秋の農作業も手伝ったようで、
集落の人たちから可愛がられている、今や岩谷口集落のアイドルでした。
俺の歌にも本当に感動してくれていました。
福岡出身なのですが、
お父さんは、少し離れた高千地区出身でした。
今年、佐渡ツアーを組んで宿泊した外海府ユースのおじさんは、
「こんな小さな集落から歌手が出るなんて誇りだ」
と仕切りに言ってくれていました。
「本当に上手くなったな~。頑張れ!」と
涙しながら握手してくれました。
翌日、靖国の慰霊祭と夜出版記念パーティーのアトラクションが入っているため、
名残り惜しかったですが、
午後2時に会場を去り、佐渡汽船に向かいました。
最後は、お世話になったおばちゃん達全員と握手して別れました。
皆さんが元気なうちに、
もっと良いかたちで恩返ししたいと決意新たに帰って来ました。
来年は、こういう田舎での交流を希望する人たちと一緒に参加したいな…。
By メイ(子犬のナナ), 2010年10月24日 @ 3:01 AM
温かい良い文化祭だったようですね。
お疲れさまでした。
岩谷口・外海府ユースも
う~ん懐かしい♪
By yamato, 2010年10月26日 @ 8:03 PM
>メイ(子犬のナナ)さん、
帰り際にちょっと立ち寄ったつもりが、
結局2時間くらいいたんでしたっけ?(笑)
あの時に、今回の情報を知ったんですよね。