昨夜は、戦艦大和のフィルム発掘隊メンバー集合。
昨夜は、新宿駅構内にある『美禄亭』という居酒屋で、
27日の出発を前にして戦艦大和のフィルム発掘隊メンバーが集まりました。
さすがに、大阪、三重の方は来れないので、
小川隊長、「全国ソロモン会」の吉田さん、放送作家の原渕さん、
そして、発掘隊メンバーではないのですが、
発掘隊の旗を作ってくれたり、
フィルム発掘に並々ならぬ思いを寄せてくれている「大東亜青年塾」の森川氏に声をかけ、
まずは、5人で集まりました。
実は、戦艦大和のフィルム発掘隊の旗は森川氏が2枚作ってくれていて、
1枚の旗には、すでに発掘隊メンバーと壮行会に参加してくれた方々が署名して
現地に持って行く準備ができているのですが、
今回、森川氏の提案で、
もう1枚にも発掘隊メンバーに署名してもらい、
8月4日に石川護国神社で我々の無事の帰国を祈願してもらうとのことで、
居酒屋で皆が署名をしました。
我々の署名している様子を見ていた店長が、
実は、山本五十六元帥と同じ新潟の長岡出身で、
これまで、戦艦大和の模型をたくさん作って来たというマニアでした。
地元という事で、山本元帥の語録などもかなり学んでいるそうで、
これまた、すごいご縁を感じ、
フィルムが見つかる前兆のようだと皆が盛り上がりました。
・小川隊長と吉田婦人。
・戦艦大和マニアの店長。
途中、最近知り合って懇意にさせて頂いている
税理士であり、ジャズシンガーでもある”ミルヴォ”氏のお住まいが近いことを思い出し、
途中参加して頂きました。
”ミルヴォ”さんは、特攻隊員の供養の歌を作って唄ったりしていますが、
今回、8月16日の「全国ソロモン会」の法要にも参加して頂けることになりました。
実は、今回出発直前に二件ほど急なハプニングが起こりました。
まずは、放送作家の”原渕”氏が、
別の取材の番組が決まったりで、今回の発掘に同行できなくなってしまい、
これで、NHKでの放送は難しくなるかと思ったのですが、
担当記者が何とか番組にしたいとのことで、
発掘全般では俺がカメラを回し、
俺が慰霊のために唄っているところは別の人に撮影してもらう方向で取材続行となりました。
戦艦大和に関しては、まずは、国際放送でのオンエアになるのですが、
国際放送の記者とは別に、
俺個人の取材を担当して頂いているのが「NHKさいたま」の記者なので、
そのあたりの打ち合わせも兼ねて夕方「NHKさいたま」に行って来ました。
今日、俺が自分で撮影してきた2月から3月にかけてのガダルカナル島遺骨収容の映像を
はじめて記者と映像担当の方に見てもらったのですが、
「よく撮れているので、これなら十分です。下手な撮影スタッフより上手く撮れてますよ」などと
お墨付きをもらいました。(笑)
今回のブーゲンビル島の撮影に関しても
少し撮影の注意点を付け加えてもらいましたが、
こんな感じで撮ってもらえれば全く問題なしとのことでした。
そして、もう一件は、
いつも南方の慰霊巡拝ツアーでお世話になっていて、
戦艦大和のフィルム発掘隊でもある添乗員の新垣さんの奥さんが亡くなられたことでした。
10年間ほど寝たきりで、新垣さんが介護されて来たようなんですが、
新垣さんは、24日までに葬儀を終わらせて、
予定通り添乗員としてブーゲンビル島に同行してくれるそうです。
もう少し亡くなられるのが遅かったら新垣さんが同行できなかったことを思うと、
このタイミングで亡くなられたと言うのも、何か意味がある気がしてなりません。
小川隊長も、このフィルム発掘に関しては、
単なる遊び感覚ではなく相当の思い入れがあり、
今回の発掘に向けて、
戦時中埋めたご本人の故早川氏から受け取った手紙や資料を改めて何度も読み込んでいるそうです。
そういう中で、今回は、見つかるという確信みたいなものが芽生えてきていると言っていました。
その後は、先日シャンソンの集いにゲストで行って来ましたが、
小川氏が懇意にされている東中野の『O ZERO』に向かいました。
ピアノが置いてあるので、
マスターの伴奏で”ミルヴォ”氏がジャズソングを唄ったりしましたが、
戦史に関わる話の大好きな熱いマスターにも旗に署名してもらって来ました。
必ず発掘してフィルムを持ち帰りたいものです。
さて、今日は、野外ステージで唄います。
お近くに方がいましたら、お越しくださ~い!
●7月24日(日)
第9回 「アグリの夏まつり」大花火大会オープニングステージ
場 所:アグリパーク・ゆめすぎと内、野外大ステージhttps://www.pikaru.co.jp/
時 間:11:30~16:00(YAMATO出演は、11:30~です)