『全国ソロモン会』主催、【靖国神社】戦没者慰霊祭に向けて。
今週末24日土曜日、
『全国ソロモン会』主催、【靖国神社】戦没者慰霊祭が執り行われます。
昨年もお誘いを受けたのですが、
11月2日だったため、佐渡での自分のデビュー記念ライブと重なり参加できませんでした。
当日は、奉納演技として【涙雨】他を唄う予定ですが、
実は、この日に向けて3曲入りの自主制作ミニアルバムを制作しています。
タイトルは、CDの中に収録されている曲で、
『全国ソロモン会』の事務局長”菊本享”氏(85歳)が作詞された
【ソロモン戦友讃歌~ソロモン諸島方面に散華せる戦友に捧げる~】にしました。
元々、今年に入って早々”菊本”氏から、
【涙雨】をメインに、他に既成曲の「ふるさと」や「海ゆかば」などを入れた
『全国ソロモン会』用のCDを作ってもらえないかと依頼されていたのですが、
著作権のこともあるのでどうかな?と思っていました。
その後、”菊本”氏ご自身が作詞された【ソロモン戦友讃歌】も出来上がり、
既成の曲を入れなくてもCDができるだけの曲数が揃いました。
タイトルの通り”菊本”氏が戦死された戦友への長年の想いをしたため作詞、
自分に曲をつけて欲しいと依頼され作曲したものですが、
唄っていると涙が溢れてくるほど胸を打つものがあります。
”菊本”氏にとって、当然ながら作詞という作業は初めてのことで
これでというまでに100回くらい書き直したそうです。
サブタイトルタイトルにした「~ソロモン諸島方面に散華せる戦友に捧げる~」は
【ソロモン戦友讃歌】というタイトルは自分が提案して、
最終的に”菊本”氏了承の下、
【ソロモン戦友讃歌~ソロモン諸島方面に散華せる戦友に捧げる~】になりしました。
歌に乗せる便宜上所々細かい部分で訂正した箇所はありますがほとんどそのままで、
1~4番までが、戦時中から戦後まで時系列で書かれていて、
歌詞を初めて書かれた方の作品とは思えぬ渾身の作です。
幸いにも自分が作った鎮魂歌【涙雨】は、
メジャー第二弾シングルとして間もなく全国リリースされますので、
多くの方の耳に届く機会が出てくると思いますが、
この【ソロモン戦友讃歌】の中にこそ、
実際戦争を体験されご苦労された方の貴重なメッセージが込められているので、
是非とも音源にして少しでも多くの方に聴いて頂きたいし、
また、後世に残さなければとならないと強く思っています。
他に、【木蓮の花咲く頃】、【涙雨】の2曲を入れましたが、
【涙雨】は、メジャーから出す”鍵盤奏者HAYATO”君のアレンジではなく、
これまでライブなどでサポートして来てくれた”寛子”ちゃんのピアノバージョンです。
本当は、もう1曲、戦争遺児の皆さんの心情を歌にした【ソロモンの花歌】も入れたかったのですが、
時間的に間に合いませんでした。
ということで、2年前に自主制作フルアルバム【故郷を遠く離れて】を作った時以来になりますが、
久々に昔の同僚”青山”氏がCDを作ってくれています。
まずは、【靖国神社】慰霊祭で『全国ソロモン会』の皆さんに配布される予定ですが、
3曲入りミニアルバムが間もなく完成します。
ソロモン戦友讃歌
~ソロモン諸島方面に散華せる戦友に捧げる~
1:ソロモン戦友讃歌(作詞 菊本享 / 作曲 YAMATO)
2:木蓮の花咲く頃(作詞・作曲 YAMATO)
3:涙雨(作詞・作曲 YAMATO)
※メジャーシングル第二弾として、【涙雨】、【男道】の両A面で全国リリース予定です。
Vocal:YAMATO
Acoustic Guitars:YAMATO
Acoustic Guitars:Akihiko Aoyama
Piano:Hiroko Ishimoto
Recorded:Akihiko Aoyama
Photography:Noriaki Ogawa / Sachiko Yoshida
Art Direction:Akihiko Aoyama
ロケ地:佐渡ヶ島(ジャケット表) / ソハーノ島(ジャケット裏)