【あの頃、あの場所、あの友たち】の歌詞。

昨日は、目黒【APIA】でのライブでしたが、
”鍵盤奏者HAYATO”君は都合が悪く、
”masa”さんと二人での演奏でした。

■セットリスト
1:佐渡ヶ島
2:誓い
3:月
4:あの頃、あの場所、あの友たち
5:涙雨
6:平和の鐘
サポート・masa(ジェンベ)

ライブハウスのきちっとした音でのライブを聴くのは初めての方も
何人かお越し頂いていましたが、
また、次のライブに来たいとのお声を頂き、
良い印象を頂いたようで何よりでした。

そろそろ、夏の曲を織り交ぜる季節になったので、
久々に【あの頃、あの場所、あの友たち】を唄いました。
作ったのは、確か、24、5歳の時で、
当時は、十年一昔の歌詞で作りましたが、
今は、二十年一昔で唄ってもそれ以上の歳月が過ぎてしまいました。(笑)
今は、田舎に帰っても
当時のような幼馴染との交流がないのが寂しいのですが…。
歌詞を紹介します。

【あの頃、あの場所、あの友たち】
詞・曲/YAMATO 1991

1:真夏の夜の海辺で 俺は気の置けない仲間と
決まって五人集まり 焚火を囲みながら
慣れない酒ひっかけては 大人気分に浸り
人生なんてものを語り 夜を明かしてた

星は燦然と瞬き 寄せ返す波のB.G.M
他に演出なんかは 何一ついらなかった
佐渡ヶ島の片隅に 生まれ落ちた俺にとって
この上のない場所と 友たちがそこにあった

巡り巡る季節を必死に追いかけて
気が付けば二十年二昔が過ぎ去った
だけどあの頃、あの場所、あの友たちは
今も俺の心の中で脈打っているのさ

2:夜も更けてくる頃には 酔いも心地よく廻り果て
そこは気兼ねのいらない 俺たちだけの世界
屈託のない笑顔で 思い思いに打ち明けて
立ちはだかるものが 全て小さく見えた
ラジオから聴こえてくる 深夜放送のDJは
刹那的快楽ばかり 語り続けていたけど
俺たちは感づいてた 何かおかしいってことを
どこかが歪んでいる 世の中だってことを

巡り巡る季節を必死に追いかけて
気が付けば二十年二昔が過ぎ去った
だけどあの頃、あの場所、あの友たちは
今も俺の心の中で脈打っているのさ

3:月の傾いた夜空が 仄々と白み出したら
短い真夏の夜が 終わりを告げてゆくよ
俺たちは冷めやらない 情熱をぶら下げながら
夢心地のままで 家に帰って行った
それぞれの道を選んで 歩き続けている俺たち
二度と戻ることのない 日々たちがそこに眠る
だから俺は今でも 故郷に帰る度に
防波堤の上から あの頃を探すのさ

巡り巡る季節を必死に追いかけて
気が付けば二十年二昔が過ぎ去った
だけどあの頃、あの場所、あの友たちは
今も俺の心の中で脈打っているのさ

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