作詞の原点の詩。
久々に実家から持ち帰っている中学3年の頃の文集を読んでみました。
自分が人生で初めて書いた詩が載っています。
もう何年も前にmixiで紹介したことがあった気がしますが、
知らない方が多いと思うので改めてアップします。
その頃は、ギターを始めて3年目くらいで
一生懸命好きなアーティストのコピーをしていました。
まさか、自分が作詞・作曲して唄うなどは夢のまた夢で、
想像もしていませんでした。(笑)
ただ、今読み返してみると自分の作詞の原点を感じる詩ですね。
タイトルは、「淡雪」と時期外れですが。
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【淡雪】
山登 靖(昭和56年 15歳)
二月の空から降りしきる雪
春の息吹を前に
もう真冬の力強さもない
空を切り裂くように高くそびえ立つ
杉の梢に落ちては消えゆき
道を行き交う人々の肩に落ちては
その温もりに溶けゆく
一かけらの命もない冬枯れの尾花や
冷たいアスファルトの道に落ちてさえ
その白く淡い姿は
たちまち掻き消されてしまう
人はその眺めに何を思うだろう
落ちては消えゆく儚い命に
哀れみを感じるかもしれない
しかし、それにも増して
光を恐れることなく降りしきる
その姿に
勇気というものを知るだろう
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さて、今日は夜、「フルムーンクルージング」でライブです。
船内なので天候は関係ないですが、この天気では月は見れないかな?
By 二歩ちゃん, 2010年4月29日 @ 8:40 PM
YAMATO様
「ハイチ震災復興支援」ライブではご活躍だったようすが伝わってきます。YAMATOさんの力強い歌声がハイチまで届いたことでしょう。ハイチの皆さんが一日も早く立ち上がれるよう祈っています。
【淡雪】の歌詞、涙で画面が曇り読めなくなってしまいました。15歳の感性のするどさに感服!!
なるべくしてなったシンガーソングライター、こんな歌詞が書ける環境も天からの恵みですね。
By mizuki, 2010年4月30日 @ 1:24 AM
15歳でこの詩?!凄すぎです( ゚Д゚)ヒョエー
By yamato, 2010年4月30日 @ 2:25 AM
>二歩ちゃんさん、
ありがとうございます!
でも、何で淡雪に着眼したのかが思い出せません。
文集を作る時期が丁度その頃だからでしょうね…。
何か自分の作詞の原点を垣間見る詩です。
今更ながら良く初めての作詩でこんな詩を書いたなと。(笑)
By yamato, 2010年4月30日 @ 2:26 AM
>mizukiさん、
何か、今自分で読んでも良く書いたと思うね…。(笑)