高知ライブツアー報告:1(安田町編)

昨日朝6時に無事帰宅しました!
お陰様でとっても内容の濃い高知ライブツアーになりました。
メンバーは、俺以外に、バンドメンバー”masa”さん、”HAYATO”君、放送作家の”原渕”さん、
そして、この高知ツアーの仕掛け人且つ、自称マネージャー”サイチャン”の5人。
19日夜世田谷のサイチャン宅に集合。
20時に高知に向けてサイチャンの愛車で出発。
夜中の移動中、車内はほとんど休むと言う感じではなく、
完全にサイチャンモードでした。(笑)
俺以外の皆さんは、実体のサイチャンと交流するのは初めて。
車内で、サイチャンの洗礼を受けたようです。(笑)

翌20日早朝5時に香川県坂出市にある放送作家”原渕”さんのご実家に到着。
前もって、”原渕”さんがお母さんに連絡をしてくれていて、
そこで朝食をご馳走になり、
しばし布団で4時間ほど仮眠をとらせて頂きました。
”原渕”さんのお母さん、
81才ながら”サイチャン”も圧倒するほど威勢の良い方でした。(笑)
”原渕”さんも久々の帰省になったようです。
”原渕”さんのご実家に俺の【涙雨/男道】ポスター第一号を貼らせて頂きました!

・”原渕”さんご実家前でお母さんと記念写真。

その後、本場「讃岐うどん」を食べるという計画はとん挫。
一路、高知安田町のライブ会場『大心劇場』に向かいました。

16時にならないとリハができないということで、
早めの15時過ぎに安田町に着いたので温泉に行こうということになり、
今回の現地プロデューサー”メイ”さんに情報をもらい
近くに『馬路(うまじ)温泉』があることがわかり、
そちらに向かうことにしました。
安田町に入ると「馬路温泉」の標識が出ていて、
そちらに向おうと国道から左折して少し行くと
思いがけず交差点に【YAMATO&豆でんきゅう ふるさとを唄う】の立て看発見。
今回ジョイントする地元シンガー・ソングライター”豆でんきゅう”さんが、
『大心劇場』という劇場を経営しているため、
ご自分で宣伝用の立て看板を作れるので立派なものを作ってくれていました。
いや~、感動しましたね~!

すぐ”豆でんきゅう”さんに電話をして『大心劇場』の場所を確認すると
『馬路温泉』に向かう途中にあることがわかり丁度良かったという感じでした。
でも、てっきり街中にあるとばっかり思っていた『大心劇場』は、
人里離れた川沿いにありびっくりしました。
こんな場所にありました。

・横を流れる川

・喫茶店側から

・劇場側入り口

・ポスター

ここで、今回の高知ライブツアーのプロデューサー”メイ”さんが、
翌日のライブ場所宿毛市から車で4時間かけて来てくれて合流。
結局、バンドメンバーは温泉をやめ、
我々のリハ中に”サイチャン”と”原渕”さんだけ下見を兼ねて「馬路温泉」に。
劇場の中がまた凄かった!
こんな昭和のレトロな雰囲気の劇場がまだあったのか!?と皆が驚いたほど。
昭和29年に”豆でんきゅう”さんのお父さんが建てたものらしいのですが、
それをしっかり守って来ているといった感じです。

・劇場の中

開演前の販売ブース。

そして、18時半~まずは、”豆でんきゅう”さんのライブがスタート。
今年ライブ活動40周年だそうです。

・”豆でんきゅう”さん                   ・サポー”ト東海林”さんと

・会場の様子

”豆でんきゅう”さん、
本当に故郷を唄うと言うことに徹底されていて、
故郷をテーマにした歌以外はほとんどないようなんです。
それで200曲以上というのですからすごいですね…。
もう還暦近いとは思えないほどパワフルな声量のある声で、
還暦になってもこのくらい声が出るのかと思うと、
自分も希望を与えてもらった気がしました。
馴染みのファンとのステージ上からの掛け合いがまた面白かった。(笑)
1時間余りの”豆でんきゅう”さんのライブの後、いよいよ俺のライブに。

■セットリスト
1:佐渡ヶ島
2:Become A Child Again
3:命の花
4:泰平(男性お名前拝借コーナー:ケンジ)
5:君が僕を変えてゆく
6:月
7:I LOVE YOU(女性お名前拝借コーナー:マリ、ミソノ)
8:涙雨
9:平和の鐘
10:男道
11:遥かなる故郷の空よ、海よ
12:それだけで幸せなこと
13:~アンコール~ 追憶の故郷

結局、お客さんは80名弱入って頂いたようで、
席はほぼ埋まっていました。
”豆でんきゅ”うさんは、
本当は、立ち見が出るくらい一杯にしたかったらしいのですが、
やはり、結構いろんなライブがあり、
毎回毎回動員でお客さんに声かけるのも申し訳ない思いがあるので、
結果的に満杯までいかなくて申し訳なかったと言ってくれていましたが、
その気持ちが自分もよくわかるので、
あれだけ集めてくれたことに本当感謝でした。

お客さんとの距離感もとってもよく、
元々アルコールを飲みながら聴いても良いと言うライブになっていたようで、
前の方で、常連さんが良い気分になって二人ほど話しているのが結構聞こえていて、
自称マネージャー”サイチャン”は最初何度か切れかけたと後から言っていましたが、
ところが、そのしゃべりが後半になると完全に消えてしまい、
「歌の力でお客を黙らせることができるというのを目の当たりにした」
と言ってくれていました。
その”サイチャン”も、
きちっとした音響の俺のステージライブを聴くのは初めてと言ってよい感じだったのですが、
後から、実はあのライブで二度泣いたと言ってくれていました。
そのくらい、本当に良いライブだった実感がありました。
お客さんたちは、”豆でんきゅう”さんから声をかけられ、
どんな歌を唄うかもわからない”YAMATO”というアーティストのためにも
足を運んで頂いたわけですが、
”豆でんきゅう”さんのお人柄が大きいと思いますが、
やはり、その魅力でファンになっている方たちだと思うので、
本当、暖かく迎え入れて頂き、
最後【それだけで幸せなこと】を唄っている時は、
珍しく自分も感極まってしまいました。

ライブ後の物販でも、”豆でんきゅう”さんが、
「これまで色々ライブをやって来たけど、
これだけお客さんが販売ブースから離れないライブは初めてだ」
と言ってくれていました。
それだけお客さんの心に感動を与えられたライブだったと思うと、
本当に行って良かったという気持ちで一杯でしたね。

・ライブ終了後の記念撮影

そして、2次会にもたくさんの方が残ってくれて、
最後は、朝4時過ぎまでの大懇親会になりました!
俺も本来なら翌日のステージを考えると喉のために自己管理をするのですが、
とにかく今回は、高知の方々との深い交流をしたいと思っていたので、
どうしても仕事としてライブのことを考えながら皆さんと交流すると距離を感じてしまうと思い、
次の宿毛ライブのことは考えず、全力で盛り上がってしまいました。(笑)

・こんなに残ってくれましたよ~

・”豆でんきゅう”さんと乾杯

・2次会でも唄う唄う”豆でんきゅう”さん

・YAMATO&masa

・記念撮影

・2次会参加者全員で

2次会では、本当にいろんな声を頂きました。
中でも香南市の【弁天座】https://wwwa.pikara.ne.jp/bentenza/
をプロデュースされている副会長の塩井氏から
「僕もこれまでいろんなことをプロデュースして来たけど、
60歳にもなると感動することが本当少なくなってしまうんだよね。
でも、今日のYAMATOさんのライブには、正直久々にぐっと来たね~」
とおしゃってくれて、
是非、【弁天座】でのライブも企画しましょうというお話や、
また、今後色んな仕掛けも考えているようで、
何かコラボできればというお話も頂きました。

また京都から来てくれたと言う三人さんは、
途中車をぶつけられてしまい、
事故処理で時間を取られ、
何とか会場に着いて聴けたのは最後3曲ほどだったらしいのです。
「”豆でんきゅう”さんに声をかけられ、
失礼ですが、まあ、どこかのアマチュアバンドが来るんだろうくらいで、
全く期待もせず会場に入ったんですが、
YAMATOさんの歌声に一瞬で心を掴まれて引き込まれてしまいました。
京都からわざわざ来て、車をぶつけられていやな思いをしたんですが、
YAMATOさんの歌を聴けたことで全てが帳消しになりました。
本当に来て良かったです」と。
そして、更に、
「YAMATOさんの歌を聴いて、
改めてテレビなどから聴こえてくる歌が、
いかにビジネス指向の作られたものであるかとつくづく実感しました」と、
こんなうれしい話も頂きました。
他にも、「本当に歌詞が美しいですね」や、
「【追憶の故郷】の最初のハーモニカだけでぐっと来てしまいました」など。

高知県民の人情や熱さを感じた
何か故郷へ帰って来たような感動の『大心劇場』ライブの一日でした。
”豆でんきゅう”さんはじめ、働き者の奥さん、
そして、お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!

また必ずお会いしましょう~!

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