新曲【天つ風~久遠の祈り~】の歌詞。

しばらくぶりに新曲作りました。
”北見武雄”氏の追悼の歌です。

【天つ風~久遠の祈り~】 詞・曲/YAMATO 2015

1:夕焼けに染まる 八月の空に
帰らぬあなたは 天つ風になった
その瞳の奥に 描いたものは
僕らの時代に 今も見えていますか

頬を撫でる風に
窓を叩く風に
桜の花びら散らす風に

空よりも高く
海よりも深き
久遠の祈りを抱きしめて
天つ風吹き渡る

2:夕雲が燃える 八月の空に
微笑むあなたは 天つ風になった
その命の果てに 愛したものは
僕らの心に 今も宿っていますか

雲を運ぶ風に
大地を駆ける風に
桜の花びら散らす風に

雪よりも白く
水よりも清く
久遠の祈りを抱きしめて
天つ風吹き渡る

空よりも高く
海よりも深き
久遠の祈りを抱きしめて
天つ風吹き渡る

あなたがそばにいる
今もずっと生きている

1077l

6月6~8日、取材兼ねて佐渡へ行きます。

今年、戦後70年の節目、それをテーマにしたライブ、 コンサートはもちろんですが、
それ以外に自分が年内にやっておきたいと思っていることが二つあり、
今少しずつ動いています。

一つは、前にも書き込みましたが、
終戦直後に最後の特攻隊として飛び立った宇垣中将率いる11機23名の中に、
同郷で佐渡高校の先輩にあたる”北見武雄”氏がいたことを知り、
自分にとってはかなりの衝撃がありました。
他人事には思えないことから自分なりにささやかながらでも
70年の節目”北見武雄”氏の慰霊顕彰をしたいと言う思いがあります。
最近、最後の特攻隊関連の本を入手して3冊ほど読んでみました。
元々戦史に関心の無かった人間だったので、
ネット以外にこうやって特攻隊関係のことを改めて書籍を通してと言うのは
正直初めてのことでした。
特に、最後の特攻隊と言うのは終戦直後のことで、
死ぬ必要の無かった特攻として部下を巻き添えにしたことから
宇垣中将が批判されているのはもちろんですが、
特攻で亡くなった隊員も、
戦死だと通常は2階級昇進するところ1階級のみということからも、
本来の戦死としての扱いでは無かったようです。
”北見”氏は旧制佐渡中学から海軍兵学校に進学したことからもわかるように大変優秀で、
また生まれるとすぐに父親が亡くなっていることから
特に母親思いの親孝行な青年だったようですが、
特攻で亡くなった後、戦死扱いではなかったので、
母親が戦後しばらくは気が引けて墓を作らなかったと聞きました(菩提寺の住職の話)。
本当に切ない話です。

”北見武雄”氏のことを知ったのは、
郷土会関係で懇意にさせて頂いている”北見”氏の2年後輩で、
やはり海軍兵学校に進んだ現在90歳の”池田正雄”氏(元三井物産副社長)の書いた
佐渡高校の110周年記念誌の回想録だったのですが、
最近、”池田”さんと電話でそのことを話したところ、
”北見”氏の甥っ子さんが供養の意味もあるのでしょうが、
20年ほど前に叔父”武雄”との思い出を本にしたものがあり、
それを読むと”北見武雄”という人物がどう言う人間だったかわかるからと
『黄昏の中に消ゆ』と言う本を送ってくれて読むと、
人柄など本当に素晴らしい青年だったことがわかり、
お陰でより身近に感じるようになりました。
写真の右から二人目が”北見武雄”氏で、
この写真は特攻の直前、特攻機に向かう車に乗っているところを撮った写真らしいのですが、
これから死に向かう青年たちとは思えないほどの清々しい凛とした表情に、
思わずぐっと惹きつけられてしまいます。

o0350023111998873393

終戦の玉音放送を聞かせないように工作があったのではないか?と言う憶測もありますが、
でも、不時着などで生還された方たちの話では
戦争が終わったというような噂は待機していた隊員たちの耳に
何となく届いていたと書いてありました。
では、士気が消えてもおかしくなかった状況の中で何故…と言う疑問がずっと後を引くのですが、
戦時下と言う特殊な状況の中に置かれていたからこそ、
当然、日本が敗戦に向かっていることも感じ取っていただろう
聡明な青年たちが身を賭しても貫こうとした大義があったとしか思えてきません。
本人たちの真意は推し量るしかないわけですが、
この若き青年たちの尊い犠牲を忘れてはいけないとただただ肝に銘じるばかりです。

・佐渡「正法寺」
???????????????????????????????

・正月帰省した時にお参りした”北見武雄”中尉の墓。
???????????????????????????????

6月6日から佐渡相川の『宵の舞』と言う民謡流しのイベントがありますが、
これに合わせて”北見武雄”氏関係の取材を絡めて
放送作家の”原渕”さんと他有志2名で佐渡ツアーをして来ます。
墓のある正法寺の住職さんともお話をすることになっていますが、
”池田正雄”氏の姪っ子さんが住職さんの奥さんと言うご縁もあるようです。
今のところ佐渡ツアー6月6~8日の2泊3日4名で行く予定です。

WordPress Themes