今日は、入居老人ホームで『父の日コンサート』でした。
数年前からご縁があって、
同じ系列のデイケアセンターと入居老人ホームに通っていますが、
今日は、年に2回くらいのペースで通っている
大宮にある入居老人ホーム「アンサンブル大宮」に『父の日コンサートに』に行って来ました。
いつも大体30〜40名くらいだったんですが、
今日は、倍くらいの方がライブを聴いてくれました。
壁には、自分のポスターが一面に貼ってありびっくりしました。(笑)
・スタッフも含めかなりの数の方が集まってくれました。
■セットリスト
1:月
2:木蓮の花咲く頃
3:竹田の子守唄(カバー)
4:シクラメンかほり(カバー)
5:遙かなる故郷の空よ、海よ
6:涙雨
7:星影のワルツ(カバー合唱)
8:それだけで幸せなこと
9:月(アンコール)
最後は、アンコールを頂き、
【月】を聴きたいと言うリクエストがあり、【月】を歌って終わりました。
女性の方が圧倒的に多いんですが、今日は父の日ということで、
男性の方が一番前で聴いてくれ、
最後は、ホームで用意してくれたお花を男性の方々にお渡ししました。
男性でも、前で涙を流して聴いてくれる方もいて、
皆さん自分の親より年配ですが、
親に向かって歌うような気持ちで歌わせて頂きました。
・男性の方に、ホームで用意してくれたお花をプレゼント。
・受取りながら涙する方もいました。
・皆さんと記念撮影。
コンサートが終わった後、
女のお孫さんが来てくれている入居者の御婦人がCDが欲しいと購入してくれたのですが、
お話を聞くと戦争でご主人を亡くされた方でした。
今日の自分の歌が、まさにご自分の心情に重なる歌ばかりで本当感動してくれたそうで、
ご家族に歌を聴かせたいと購入してくれました。
自分が目指す音楽活動の目標は、
若い世代向けの激しく熱いロックも歌えれば、
年配のお年寄りの方々に向けた歌まで歌える世代を越えた音楽なので、
こうして、老人ホームなどで歌って喜んで頂けると言うのも、
本当にうれしい限りです。
これまでのこういった老人ホームでの活動や、
戦友、遺族の方々との戦没者の慰霊のための音楽活動などの経験が、
最近本格始動した東北の被災地でライブをする時に活かされている実感があり、
無駄になることはなく、繋がっているな…と改めて感じています。