今回の中国ツアーの一番の思い出。
元々、日本での出発前の説明会の後に1班の皆さんで交流をしたんですが、
その時に最後の宴会では班ごとに余興をすることになっているらしく、
自分にギターを持って行って歌ってくれないか?などの話も出たんですが、
まさか余興のためにギターは持って行けないな…と、
冗談程度に思っていました。
ところが、中国に行ってから我が班の居酒屋マスターこと、
気配りの達人お世話役とも言える横田さんが、
どうしても自分に歌わせたいと色々根回しをして、
何とか現地でギターを借りるかして調達できないかと動いてくれていたようなんですが、
結局、楽器屋を探してギターを現地で購入する動きになり、
団長の近藤先生までお付き合い頂き、YAMAHAのお店で現地調達できました。
最初、本当は安いのを買って、
あとは現地の人に寄贈しようかなどと話しながら、
横田さんが楽器店で
「この人はプロで、今夜一夜の一回だけの演奏のためにギターを買いに来たんだけど、
終わったら中国の交友関係のある人にプレゼントして帰るつもりなんだ」
と話してくれて、
店内で歌っても良いというので試奏しながら1曲歌うと値下げしてくれて、
また1曲歌うと下げてと、結局半値近くまで値下げしてくれたようです。
でも、試奏すると、さすがにYAMAHAに置いてあるだけあって、
オモチャのような国産ギターしかなかった30年前とは大違い、
かなりのクオリティーで、値下げして20000万円位の値段になりましたが、
日本でその値段のギターでは、これだけの音は出ないと言うくらいよく鳴りました。
結局、プロにただで歌ってもらうからと、
気配り横田さんのお声かけでギャラの意味を込めて、
何と1班の皆さんがお金を出し合ってそのギターを買ってくれました。
そして、班ごとの余興の最後に、
横田さんのモノマネ司会で、
留学中に覚えた中国語の歌で好きな童安格の「把根留住」と、
8年前に広西テレビの春節特番に出演した時にも歌った
オリジナル曲「月」のサビを中国語で、
あとはアンコールがあり「男道」と3曲歌いましたが、
ギターを現地調達してまで歌った甲斐があったと言うくらい、
本当に盛り上がって感動したと、皆さん喜んで頂きました。
1班の皆さんからは、
早速10月6日の15周年コンサートに行くとお声かけ頂いた方もいて、
横田さんのギター調達への執念の気配り、
そして1班の皆さんのご厚意に感謝でした。
ギターが思いの外音が良かったのもありますが、
そう言うこともあり、何か思い出のギターになってしまったので、
飛行機の機内持ち込みができたこともあり、持ち帰って来ました。
主に家での創作活動用に使おうと思いますが、
このギターで頑張って良い曲を作ります!
皆さん、ありがとうございました!m(_ _)m


佐渡から帰った翌日8月20日~25日まで、
中国政府の招待による訪中団として中国(広州、深圳)に行ってき来ました。
今回の訪中は、昨年安倍総理が訪中した際に、
日中国家間で35,000人の青年交流と言う提案から実施されている一連の企画らしく、
主に過去に中国留学経験のある者に募集をかけて、
応募のあった人の中から選抜して訪中団が結成され、
もちろん中国側も訪日団が結成されての日中友好の相互交流を目的としたものでした。
これまでも、年に何回か企画されて来ているようで、
今年3月には学生の訪中団が結成されて訪中したのに続くものだったようです。
ちなみに今回100名の募集に対して300名の応募があったようですが、
自分の場合元々自ら情報を得て応募したわけではなく、
今回の訪中団の団長をされた衆議院議員の近藤昭一先生の秘書が、
広州の中山大学留学中の仲間だったこともあり、
訪問地が広州と言うことで連絡をもらったのがきっかけでした。
後でそんなに応募があったのか…と驚きましたが、
中国政府の招待と言うことで交通費、宿泊費など
基本経費がかからないので応募が多いこともあるんでしょうが、
今回学生でもなく普段社会人として働いている皆さんが、
有給などの休みを取って参加していたようです。
今回中国側が用意した見学コースは、
今話題のHUAWAYやドローンで世界のシェアの70%を締めているdji、
WeChatなどで知られるテンセント、
そして我々が留学していた中山大学にあるスーパーコンピュターなど、
中国が世界的にもどれだけハイテクの最先端を進んでいるか、
そう言った側面をアピールするようなものでした。
特に、HUAWAYの創業者任CEOとの交流の場が設けられていたり、
普段は見学できないような工場内の視察など、
撮影はNGの規制がありましたが見学しました。
HUAWAYの敷地は、驚くほどの広さで、敷地内を電車が走っていて、
どう捉えるかは人それぞれだと思いますが、
日本の企業ではありえないようなテーマパークさながらでした。
当初、訪中団は元々中国に好意的な人が多いのかと思っていたのですが、
そう言う訳では全く無く、フラットな人も、
逆に余り中国が好きではないと言う人もいたりした感じでした。
1班から10班まで、それぞれ10名くらいずつ金融関係者、
国家公務員、地方公務員、弁護士、メディア関係者、IT関連など、
それぞれ職種毎に分けられていて、
ただ早稲田大学が窓口になっていることもあり、
早稲田卒業生、関係者が2割を占めていたようですが、
その分班長などお世話的な部分で貢献してもらうようにしていたようです。
青年団と言うことで、今回は30代位の社会人が多い感じでしたが、
自分のいた1班こそは、年の功で作られた班?のような感じで、
上は70歳近い方から60代くらいの方が半数と言った感じでした。
自分のようなシンガーソングライターをはじめ、
留学時代の仲間で現在は高野山の副住職など、
どの職種にも属さない職種だったり、
中国人や中国の歴史に明るい日本人には有名な内山書店の社長だったり、
その他の年配の方は、かつて電通や損保ジャパンの中国での責任者だったり、
自営業の傍ら北京大学で日本語を教えていたり、
時事通信の記者や早稲田大学の幹部職員など、
長らく中国に関わって仕事をされて来たエキスパートのような方が多く、
他の若い班からは近づき難い班として映っていたようです。
最後に若い世代の訪中団の世話役からは、
折角1班のような皆さんが居たので、
色々学びを得るためにも
職種などで分けずに班分けをすれば良かったとの声もありました。
今回の訪中、結果的に30年前の留学後、13年前にも一度広州に行っていますが、
その時でも十分発展した印象を受けましたが、
今回更なる発展を遂げた広州に本当に驚くばかりでした。
でも、街並みなんかもちょっと裏の方に行くと、
現在の中国とは裏腹に過去の中国が共存しているような印象もあり、
そう言うところを見ると何だか変わらない田舎に帰ったようで
懐かしい感情が湧いてきましたね…。
とっても良い訪中団の皆さんに恵まれ、
事故なく事件なく、充実した本当に良い訪中の旅でした。
関係者の皆さん、お世話になりました!
◆8月20日
羽田空港から広州白雲空港へ出発。

・中国留学時代の仲間で現在高野山で副住職をされている土生川さんと。

・白雲空港には、何故かイスラム教徒が多くいました。

初日は、広州から新鮮に移動。
・深圳で宿泊したホテル。

・近藤先生を交えて初日から毎晩オープンしていた居酒屋横田。

◆8月21日
見学最初はdjiへ。



続いの見学テンセントへ。



◆8月22日
HUAWAYの見学へ。
敷地内を電車で移動。

・外はテーマパークさながらの景色。

・降りるとこんなのが用意されていました。






・HUAWAYの任正非CEOとの面会。



・任CEOとの記念撮影。

・夜の深圳の街並み。

◆8月23日
深圳から広州に移動して中山大学へ。
広州の街並みは変わり果ててました。

我々の留学時代には無かった理工系の新キャンパスへ行き、
スーパーコンピュータの見学でしたが、撮影禁止でした。

その後は、我々がいた元々のキャンパスへ。
・懐かしい正門は塗装されてきれいな色になっていました。

キャンパス内は、建物がたくさん建ってかなり変わっていましたが、
この辺りは当時のままの風景でした。



◆8月24日
最終日は自由行動の日でした。
夜の宴会での各班の余興に向けて自分に演奏をさせたいと、
遠藤先生と横田さんでギターを購入しようと楽器店探しに。
・朝の公園、中国らしい風景。

・きれいになった北京路。

・YAMAHAの楽器店発見。

・試奏中。



・夜の宴会では各班の余興。


・購入したギターでYAMATOミニライブ。

・近藤団長の挨拶。

◆8月25日
帰国へ。
・白雲空港で近藤団長と1班のメンバーで。

佐渡から帰った後、すぐに中国ツアーがあり、
その後もレコーディングに追われる毎日でアップが遅れました。
この夏の佐渡の報告です。
◆8月11日
実家に無事到着。
海は少し波があって、本当に静かな夏の海ではないですが、
何とか初潜りをしました。



◆8月12日
昼間、石名の天然杉原生林に行った後、
夜は毎年恒例外海府ユースでのライブでした。
昨年初めて来てくれた女性が、今年はお友達を連れて来てくれました。
早いもので知り合って、佐渡での毎年夏の交流も今年12年目になりました。

・恒例のユースライブ。

・お名前をお借りした初参加のとも子さん、なお子さん。

・毎日CDを聴いてくれている2年目の宏行さん。

・常連の志茂さん。

◆8月13日
夕方17時30分頃から「たかち芸能祭」でのミニライブでした。




そして、ライブの後は、
昨年同様お呼ばれしていた地元入川の「田舎家よっちゃん」へ。

・応援歌やっちゃん。

その後は、北立島集落の打ち上げに合流して、
帰りは昨年同様深夜でした。
◆8月14日
台風の影響か少し風があり、暑い1日でしたが、
帰省してから一番雲が少なく、夕日がきれいでした。




◆8月15日
「飛べ!ダコタ」の油谷監督を迎えて
「しまちゃん」でダコタ会があり参加して来ました。
東京での郷土会では毎年お会いしていますが、佐渡では久々でした。



その後は、島ちゃんのいない島ちゃんの同級生の集まりが高千であり、
そちらに呼ばれていたので合流して歌って来ましたが、
何故かこの同級生の皆さんとは、ご縁のある人が多いんですよね…。


・15種年コンサートの予約を頂いたアンディさん。

◆8月16日
今日のお盆の舟流しは、台風の影響で時化模様の中、
打ち上がる波の合間を縫ってやりました。
夏も終わりますね…。
今年は佐渡の夏も残すところ明日一日となりました。



夕方、台風の影響なんでしょうね…。
空の色、雲が不気味な感じでした。


◆8月18日
夏の佐渡最終日。
サービスラーニングで来てくれている東京工科大学の学生を連れて海へ。
台風の影響で、天気は良かったものの荒れていました。




学生が撮ってくれた面白い写真。
・何もいないように見えますが…。

・砕けた波の向こうに何かが…、

・YAMATO現る!

・男子学生たち。

・女子学生たち。

例年の3分の1くらいの短い佐渡の夏を終えて、
この夜佐渡を離れました。
さて、ご当地ソング最後になった石川県能登、金沢のCDが無事に届きました!
このCDは、半分萬燈祭への寄付も兼ねていて、
地元の皆さんが手売り販売する気満々と言うこともあり、
取り敢えず500枚と言うまとまった枚数を手焼きせずに
業者発注したので遅くなりました。
自分の手元に100枚、地元能登の方に400枚届いていますので、よろしくお願いします!
そして、9月16日には、自分も歌いに行きますが、能登志賀町の萬燈祭へ是非!


※サンプル音源
※地元萬燈祭スタッフのコメントです。
連日連夜の猛暑の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
元気だけが取り柄の坂尻もさすがにこの暑さでクタクタになっております。
皆様どうぞご自愛下さい。
さて画像は、4月18日の北陸中日新聞の記事ですがご一読下さい。
いよいよ長田萬燈祭のCDが本日発売となりました。4曲入って何と1,000円!
歌詞は新聞の通り「長月長田星灯り・・・一万燈の竹灯り・・・」
9月16日の光景がそのまんま蘇る。いい曲です。
YouTubeでも聞けますが、
CDではNEWバージョンとなっておりますので是非一枚お願い致します。
[email protected] にて受付させていただいております。
去る7日、「レインボータウンFM」の出演無事に終わりました。
https://885fm.jp/timetable
種子島出身のパーソナリティーみさよさんと高田さん、
いつもながら番組内では佐渡のことや近況など話しました。
楽曲は夏らしく【真夏の太陽抱きしめて】と、
終戦記念日が近いこともあり、
高田さんのリクエストで【天つ風〜久遠の祈り〜】をかけてもらいました。
今日のもうお一人のゲストは、
砂浜再生に関する日本の権威で海外にもオファーがあって出掛けるそうですが、
一般財団法人土木研究センター、なぎさ総合研究所長の宇多高明先生でした。
元々みさよさんと高田さん、
パーソナリティのお二人が種子島の砂浜再生のことで宇多先生に連絡し、
一緒に種子島に行ったことからお付き合いが始まったそうなんですが、
今回何と言うご縁か、高田さんが自分に
「YAMATOさん、9月6日広島原爆の日だったけど、
もうすぐ終戦記念日も近いので、戦没者の慰霊の歌など歌ったりしてるの?」
と聞かれ、
6日の大宮の夏祭りではそう言うことに触れて【涙雨】を歌った話などしていると、
宇多先生が
「実は僕は戦時中に亡くなった戦没者に対して凄く思いがあって、
海外にも砂浜の再生で呼ばれて行くことがあるんだけど、
南方のサイパンやペリリューなんかに行った時なんか、
仕事で行ってても僕は右翼でも遺族でもないんだけど、
戦争で亡くなった人達への思いが込み上げてね…。」と。
パーソナリティのお二人も、
まさか宇多氏がそんな関心を持っているとは初めて知ったそうで、
高田さんが自分に話を振って来なければ
そんな接点があるとはわからなかったことでした。
ラジオの後は、食事をしながらそんな話で盛り上がり、
秘書の女性が初対面の自分に
「宇多さん、普段初めての人とこんなにたくさん話することないんですよ」と、
まさかの共通のテーマで話ができたことが嬉しかったようです。
自分が理事をしている戦友遺族会「全国ソロモン会」にも大変興味を持って頂き、
70歳でものすごく多忙な方のようですが、
ガダルカナル島にも是非行ってみたいとのお話で、
「全国ソロモン会」の資料と自分がこれまでに経験して作った
戦没者の慰霊、鎮魂をテーマに作った歌をCDに焼いてお送りする話をすると、
楽しみに待ってるとのことでした。
また、こんな出会いのある日となりました。
みさよさん、高田さんお世話になりました!


去る8月6日は、4年目になった「大宮日進七夕まつり」で歌って来ました。
プログラムをもらったら、自分の写真をガッツリ使って頂いていました。
七夕通り、いつも行きはスイスイ会場まで行けるんですが、
ステージ終わって帰る頃はいつものように凄い人混みでした。
ギターを持っているので裏道を歩きましたが、
最後50メートルで七夕通りに戻ったらなかなか動かず汗だくに。
関根信明県議はじめ実行委員会の皆さん、今年もお世話になりました。


・時間の早いうちはまだこんな感じですが…。




フェニックス救援隊の古川代表に長岡花火大会にお声かけ頂き、
8月2日~4日まで古川さんの所有する
寺泊フェニックスハウスでお世話になって来ました。
花火が素晴らしかったのはもちろんですが、
佐渡が見える対岸の新潟寺泊で、
ボランティア関係者の皆さんや被災地からお越し頂いた皆さんとの交流の模様を
フォトスライドショーにしてみました。
※音源の【花鳥風月~絆~】は、
10月6日(日)「埼玉会館」で開催する
15周年記念コンサートのサブタイトルであり、
また、当日発売予定のNewアルバムのタイトル曲でもあります。
以前アップしたギターの弾き語りよりもピアノが入って進化していますが、
まだレコーディング用に録った仮歌、仮伴奏のデモ音源です。
今回のレコーディングにも参加してくれていますが、
昨年暮れのフェニックスチャリティーコンサートで
サポートデビューしてくれたKenji君のピアノです。